睡人亭

秀丸エディタを使いこなす

grepで検索

grepの実行

  1. 秀丸を起動します。
  2. メニューの検索]→[grepの実行を選択します。
    メニューの[検索]→[grepの実行]を選択
  3. grepのダイアログボックスが表示されます。
    grepのダイアログボックスを表示
  4. 始めに、検索したいファイルがあるフォルダを選択します。
  5. ドライブ横のを左クリックして、ドライブのリストを表示します。
    フォルダを選択
  6. 次に目的のドライブをクリックしてフォルダリストを展開し、更にその下位のフォルダを展開して…の作業を繰り返して検索したいファイルがあるフォルダ を左クリックして選択します。
  7. ここでは、D:\temp\04\grep課題を指定しました。
    サブフォルダを選択
  8. 次に、検索する文字列の部分にキーワードを入力します。入力方法やオプションの一部は、検索と同じです。
  9. 検索するファイルの部分で、ファイルの種類を指定します。ワイルドカードの指定が可能です。
  10. 全てのファイル
    *.*
    全てのテキストファイル
    *.txt

    フォームボックス横のをクリックすると、履歴が表示されます。

    その中の「現在編集中のファイル」を選択すると、今開いているファイルを対象にgrepを実行します。

  11. 検索キーワードと対象ファイルを指定したら、OKを左クリックしてください。grepが実行されます。
  12. ここでは、以下のような指定をしてgrep検索を実行しました。
    • 検索する文字列→妻子
    • 検索するファイル→*.txt
    • 検索するフォルダ→D:\temp\04\grep課題
    grepのダイアログボックス

grep結果とタグジャンプ

grep結果

grepを実行すると、別な秀丸のウィンドウが開いて、grepの結果が表示されます。

grep結果を標示

grep結果は、以下の構造で表示されます。

ファイル名行数半角空白キーワードがヒットした行

タグジャンプ

grep結果から、元ファイルへとジャンプするには、「tagジャンプ」機能を利用します。

  1. ジャンプしたいgrep結果の行上にIビーム(カーソル)を移動します。
  2. F10キーを押します。
  3. 元ファイルが開いて、目的の行にジャンプします。
    元の文書の該当行にジャンプ
  4. もし、上手くジャンプ出来ない場合は、一端IMEを半角英数モードに切り替えるか、IMEをOFFにしてからF10を押してください。

grepのオプション

秀丸のgrep機能では、様々なオプションを指定することで、更に詳細な検索が可能となります。

オプションのオン・オフは、項目左横のチェックボックスにチェックを入れる☑(オン)か入れないか☐(オフ)で切り替えます。

上にも書いたとおり、grepの検索オプションの一部は検索と同じですが、grep特有のオプションもあります。

サブフォルダも検索
現在選択されているフォルダの下に別なフォルダがある場合、下位フォルダの文書も含めてgrepを実行するかどうか選択します。
文書が複数のフォルダ分かれて収納されている場合に利用します。
最小化状態で実行
画面を最小化してgrepを実行し、検索終了後、grep画面を元の大きさに戻して表示します。
高速にgrepを行いたい場合に指定します。
ファイル名一覧だけ作成
通常のgrep結果は、ファイル名+行数とキーワードが含まれる行をセットで表示しますが、このオプションを選択すると、ファイル名一覧だけ出力します。
ファイル名をフルパスで出力
通常のgrep結果は、ファイル名+行数とキーワードが含まれる行をセットで表示しますが、このオプションを選択すると、ファイル名の前にドライブ名上位フォルダも含めて出力します。

検索履歴を利用して省力化

直近に利用した検索キーワードは保存されていますので、再利用することが出来ます。

  1. 通常はgrepのダイアログボックスが表示されたら、検索のフォームボックスにキーワードを入力します。
  2. その際、フォームボックス右端のを左クリックするとリストが表示されます。
  3. その中から再利用したいキーワードをマウスで選択して左クリックしてください。
  4. 選択したキーワードがフォームボックスに入力されます。